ソーラーシェアリングとは?

【特徴】

  • 農地に支柱を立てて太陽光発電設備を設置し、その下では従来通りの農業生産を行っていく。
  • 上記を前提として、第1種農地や農用地区域内農地などにおいても太陽光発電設備を導入することができる。

【目的】

  • 当初は売電収入による農業者の所得向上を図ること。
  • 現在は農業における再生可能エネルギー活用、地域の電源としての活用、気候変動への適応やスマート農業との連携

これまでの導入実績

【県内初】土手の太陽光発電

土手の太陽光発電
発電所土手の発電所
発電出力連系容量:11kW
(パネル容量:22kW)
運転開始日2020年5月15日
発電電力量一般家庭7件分
(約2万5000kWh/年)
CO2削減量11.4トン
(ガソリン換算500㍑相当)

この地域は、中山間地域とよばれる土手の多い土地柄です。これまで、土手草刈りの労力は単なるコストになって、経営の足かせになっていました。これまで、短所だった土手の大きさを生かして発電を行い、売上のアップに貢献しています。


藤棚式のソーラーシェアリング

発電所ソーラーシェアリング1号機
発電出力連系容量:17kW
(パネル容量:23kW)
運転開始日2022年2月3日
発電電力量一般家庭8件分
(約30,000kWh/年)
CO2削減量13.6トン
(ガソリン換算600㍑相当)
solar-shareing1

 田んぼの上に降り注ぐ太陽の光を稲とパネルで「シェア」することで、お米と電気の二毛作を行い。小面積でコスト高になっていた農業経営を改善することに貢献しています。