【今日は、新嘗祭(にいなめさい)の日】

現在は「勤労感謝の日」となっていますが、戦後のGHQ統治下に法律改正される前までは「新嘗祭」の日でした。

新嘗祭は、天皇がその年に取れた新穀などを天神地祇に供えて、感謝をつたえ、これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食べる儀式です。

意訳すると、「収穫感謝の日」です。

昔は、新嘗祭の日までは新米を食べてはいけないとも言われていたこともあったようです。神様に新穀(初穂)を捧げるより前に、人が食べるのはおそれ多いという考えからです。

もしかすると、昔は稲刈り、天日干し、脱穀などを人の手でやっていたため、稲刈りから俵に米を入れ終わるまで2カ月はかかっていたので、新米が食べられるのはちょうど新嘗祭のころだった…というのもあるかもしれませんが…

ともあれ、今年も豊かな収穫をもたらしてくれた自然に感謝する日にします。

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